住職のブログ

熨斗瓦葺き

3月末の瓦ふせ以来、1カ月更新をサボっておりました。お彼岸、永代経が過ぎ、もう5月の声が聞こえる頃になりました。

今年の4月は雨が多く、外の仕事(瓦職人さん)は困っていて、現場監督さんも休みの日に作業したりと大変です。

すっかり本堂の瓦がほぼふせ終り、棟部分(向かって左の斜めの部分)の瓦工事に入っています。

 

 

 

足場をのぼって近場でとりました。先頭に並んでいる瓦は井桁に橘の日蓮宗紋章の瓦を特注で作ってもらいました。

 

 

 

熨斗(のし)瓦といって、棟部分の瓦に使います。こちらもいぶし銀の瓦になります。

 

 

 

熨斗瓦は土と藁をこねたもので積んでいく古来の方法でやります。

 

 

 

高いところでご苦労様です。

棟の下の方には鬼瓦がはやくも取り付けてあります。

 

 

 

本堂の屋根は上へ行けば行くほど勾配が急になります。この反りはあちこちにあり、独特の建築美になっています。

 

 

 

熨斗瓦が何枚も丁寧に積み上がり、きれいに棟部分ができています。輪っかの部分は雪止めです。雪が積もったときに溶けてどさっと落ちないようにするものです。南側の屋根ににも一応つけるんですね。

瓦ふせ(その1)

いよいよ瓦ふせがはじまりました。

まずは上棟式にご祈願させて頂いた檀家様より申込のあった410枚の瓦を現場監督さん経由で瓦職人に最初にのせてもらうことお願いしました。祈願瓦含め総計7300枚の瓦が本堂にふせられていきます。

ご祈願瓦の一部です。わたくしが心をこめて染筆させていただきました。

一部は檀家様本人が書いた瓦もあります(上の方) 檀家さんにはマッキーマジックで書いてもらいました。

 

 



瓦職人さんの手により丁寧に持って行ってもらいました!

書いた面を表面と勘違いした檀家さんがおられましたが(^^; 当然書いた面は裏面になります。ふせたら見えなくなりますが、ずーっと新本堂に残ります。

 



足場を登りました。紋章入の特注の瓦にお題目をかいたものです。紋入の瓦は一番先頭の列にふせられます。

 

 



少しずつ瓦が屋根に上げられていきます。

 

 



その間に正面玄関の土台のモルタル打ちがされていました。

 

 

 

 

瓦ふせ下準備

上棟式が終わり、野地板が張られた本堂屋根が、その後防水シート、枠打ちの工程を経て瓦がふせられていきます。

まずは屋根をおおっていたブルーシートをはがし、野地板の状態から防水シートをはっていきます。赤紫色のシートが防水シートです。

 

 

 

おおむね防水シートがはられました

旧本堂は野地板の上にスギ皮と土葺きでしたが、今回の本堂は防水シートでやります。万が一瓦から雨漏りしても野地板まで漏れないようになっています。いやはや時代はすすみました。

 

本堂東側の屋根です。客殿との接続部分なので屋根が双方から重なり合っているところです。施工が今回一番難しい部分です。重い瓦をもって、普通に急な屋根面を歩いておられる瓦職人さん、すごいですねぇ。

 

 

 

足場の上から反対側をのぞむ。お寺のプレハブです。

 

 

 

正面目の前より。

 

 

 



同時並行して宮大工さんは中の仕事に移ってます。

加工用具も置いてあります。

 



リフトを使って、瓦を屋根に上げていきます。このリフトは解体の時もシャチ瓦、鬼瓦をおろすのに使ってました。